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2017/06/29

静岡県産業振興財団「知的財産を活用したビジネスアイデアによる事業創出」スタート

公益財団法人静岡県産業振興財団は、6月29日「知的財産を活用したビジネスアイデアによる事業創出」のキックオフ会を開催した。

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本事業の目的は、

  • ・産学官金の地域支援機関が連携した大学生による大手企業の開放特許を活用した斬新な商品アイデアの創出
  • ・アイデアの商品化の実現と事業化による中小企業と地域活性化の促進

と話す。

静岡県産業振興財団 革新支援グループ 長井マネージャー(開会の挨拶)

静岡県産業振興財団 革新支援グループ 長井マネージャー(開会の挨拶)

 

今年参加する大学は、静岡大学、静岡県立大学、静岡産業大学、静岡文化芸術大学、常葉大学の5校であり、静清金融金庫、浜松信用金庫の2金庫が大学をサポートする。

キックオフ会では、知財を提供する富士通 知的財産イノベーション本部の三原氏、イトーキ 経営企画部知的財産推進室の水谷氏も参加して特許の説明を行った。

昨年、知財活用アイデア全国大会で静岡県立大学が優勝したこともあり、ビジネスアイデアの作成におけるポイントの説明や優勝チームのプレゼン動画の放映も行った。

昨年優勝した静岡県立大学のプレゼン動画放映
昨年優勝した静岡県立大学のプレゼン動画放映

これからアイデアブラッシュアップと企業訪問を重ねアイデアの商品化を目指す。

<今年度活用する開放特許>

  • ■富士通
    • ・印刷画像へのコード埋め込み技術
    • ・視線検出技術
    • ・芳香発散技術
    • ・顔画像からの脈拍計測技術
    • ・指先で文字入力が可能なウェアラブルデバイス技術
  • ■イトーキ
    • ・ハンガーを利用した非接触給電
    • ・LANシート